モデレーションの仕組み
Cube Bot のモデレーション機能は、単に「NGワードを言ったら即BANする」といった単純なものではありません。ユーザーが「どれくらい安全か」「どれくらい危険か」をさまざまな視点から判断し、間違いのないようにサーバーを守る賢い仕組みを採用しています。
ここで説明する 5 つの考え方は、AutoMod・AntiRaid・AntiNuke・JoinGate などすべてのモデレーション機能に共通する土台です。各機能の詳細を読む前に、まずこのページに目を通しておくと理解がスムーズです。
1. 隔離機能(Quarantine)
Section titled “1. 隔離機能(Quarantine)”Cube Botでは、従来の「キック」や「Ban(永久追放)」よりも、まずは**隔離(Quarantine)**を優先して行います。
- 隔離とは?: 対象のユーザーから元の役割(ロール)を一時的に取り上げ、専用の「隔離ロール」だけを付与します。これにより、ユーザーはサーバーの中にいながら、通常のチャンネルを見ることも発言することもできなくなります。
- なぜ隔離が良いのか?: Banやキックをしてしまうと、もしそれが「Botの間違い(誤検知)」だった場合に元に戻すのが大変です。隔離であれば、管理者がボタンを「ワンクリック」するだけで、元の役割をそのまま返してあげることができます。
2. 疑わしさ(Suspicion / Sus)
Section titled “2. 疑わしさ(Suspicion / Sus)”「このアカウント、スパムや荒らしなんじゃないか?」という疑いの強さを、レベル0(通常)からレベル3(極めて危険)で表したものです。
- どういう時に上がる?: 「作ったばかりのアカウント」「アイコンが初期設定のまま」「他の管理者とそっくりな名前」「文字を打つのが人間離れして速い」などの怪しい行動をとると上がります。
- どうなる?: このレベルが高い(怪しい)ユーザーは、少しでもルールを破ると、通常のユーザーよりもあっという間に重い処罰(タイムアウトや隔離)を受けます。
3. 信頼度(Trust Score)
Section titled “3. 信頼度(Trust Score)”疑わしさの反対で、「この人はサーバーの正規メンバーとしてしっかり活動している」ということを示すスコアです。
- どうやって決まる?: サーバーに長く参加しているか、普段からメッセージを送っているか、他の人からリアクションをもらっているか、などを基準にします。
- どうなる?: 信頼度が高いユーザーは、たまたま連続でメッセージを送ってしまったりしても、Botから「いつもの人だから大丈夫だろう」と判断され、誤って処罰されるのを防いでくれます。
4. 過去の違反履歴(Violation Score)
Section titled “4. 過去の違反履歴(Violation Score)”そのユーザーが過去に受けた「処罰の履歴」です。
- タイムアウトや警告、隔離などの処罰を受けるたびに少しずつ増えていきます。
- 時間が経てば徐々に減っていきますが、このスコアが高い(何度も問題を起こしている)ユーザーは、次にルールを破った際に通常よりも重いペナルティを受けることになります。
5. 全体共有の危険度(Global Risk)
Section titled “5. 全体共有の危険度(Global Risk)”Cube Botが入っているすべてのサーバー間で共有されている、スパムや荒らしの危険リストです。
- 他のサーバーで荒らしをして隔離された履歴や、Discord公式から「スパムアカウント」としてマークされているかどうかが考慮されます。
- あなたのサーバーに初めてやってきたユーザーであっても、この「全体共有の危険度」が高ければ、最初から厳重に警戒された状態になります。